アルコール大酒家突然死症候群

 2003年2月1日   アルコール大酒家突然死症候群

 このような症候群があるとは、最近まで知らなかった。内科のN先生の経験では、6人中5人死亡、神経内科ではこの1年で2人中2人死亡した。剖検では脂肪肝のみが見られた。著明な低血糖による意識障害、中枢神経障害がおこる。

           低血糖症の症状

血糖値 (mg/dl) 

70   副交感神経優位:空腹感、悪心、あくび、徐脈

50   大脳機能低下:会話減少、嗜眠

 35 交感神経優位:頻脈,発汗,過呼吸,脱力感,ふるえ

 20   昏睡,痙攣

 あるHPからの説明を要約すると、次のようである。

 大酒家で突然死する人の多くは、死亡する前日、または直前まで大量の酒を飲み続けている。そして、食事も取らずに、繰り返し吐きながら飲み続ける。意識障害を伴って低体温、低血糖、代謝性アシドーシス、肝機能障害などを起こす。

 アルコールは優先して肝臓で分解され、同じ補酵素を使う「糖新生:乳酸などを分解してブドウ糖を作る」や「脂肪代謝」のような生理作用が阻止される。そして、低血糖、乳酸アシドーシス、脂肪肝がおこる。

http://health.yahoo.co.jp/library/0600/w0600027.html

 

 

 

marugametorao について

神経内科専門医 neurologist
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