インターネット中毒

インターネット中毒  2001/11/04

 以前に書いた文章を改訂して紹介する。

インターネットアディクション

先日面白い本を買ってしまい、一気に読んでしまった。三宅マリ著「インターネット・ラブーつながりたい女たちの求めたもの」(サンマーク出版1300円)というルポである。自分にあてはまる点が多かったので、要約して紹介する。

 

「心理学者のウエッソンは、インターネットアディクションの症状として6項目をあげている。

1。ネットに費やす時間のために睡眠が削られる(平均5時間以下)

2。ネット活動以外の重要な活動(家庭、社会、仕事、健康管理)を無視し、何時間もネットに費やす。

3。上司、親友、配偶者などの大切な人から、ネット利用について苦情をいわれる。

4。ネットに接続していないときでもネットのことばかり考えている。

5。いますぐインターネットから抜け出ようと思い、自分に言い聞かせても、できない。

6。しばしば「ちょっとつなぐだけ」と思って初めても、気がつくと何時間もたってしまっている」

「依存症には、2種類あります。薬物やアルコールにおぼれる「物質依存症」と、パチンコやパソコン、インターネットに夢中になる「行動依存症」。この人たちの心の内部構造はとても似ているのです」

「論理的傾向が強い人、満たされない気持ちの強い人が依存症にかかりやすそうですね。経済的には恵まれているが、心は閉じこめられた状態という環境で育つところに問題があると言われています。(中略)インターネットは匿名性が高く、自分を隠して身をひそめていられることから、子供の時、つまり第1次反抗期につちかわれてきた個人人格要素が出たりするんですよ」(精神科医のコメント)

「取材して感じたんですが、ネットにはまってない人は、インターネットやメールでの情報収集を、いまある人間関係の維持に使っていますけど、インターネット依存症の人は、ネット上に人間関係を築こうとする傾向が見られますね」

「普通、人間は長所も短所も含めて全人格でつきあうんですが、パソコン上では、たとえ恋愛をしてもパーツでしかないんです。それは正常な人間関係とはいえない。アニメ世界の延長のようなものです」(精神科医のコメント)

http://sundayhello.com/hart/hart6.html

http://www.jema-net.or.jp/Japanese/denki/2003/de-0304/p55.pdf

http://blog.with2.net/link.php/36571(ブログランキングをよろしく)

 

marugametorao について

神経内科専門医 neurologist
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