適度のお酒が認知症を予防


 
この3週間、公民館での認知症予防講座のスライド作り、医師会での脳卒中診療のpitfall―誤診例から学ぶーの準備で、ブログを書く暇がまったくなかった。その間に神経内科の研究会、学会がいくつかあり、すべて参加した。

 

 

 

本日は認知症予防講座で使うスライドの一部を紹介する。適度のアルコール摂取は認知症や心臓病を予防する、というありがたい内容である。出典は、「ぼけの予防」(須貝祐一:岩波新書)である。

 

適量の赤ワインで認知症予防

 

1日グラス3杯のワインでアルツハイマー病を予防する。フランスのボルドー大学の研究グループは、一定量のワインを毎日の飲み続けることが老人性痴呆症のアルツハイマー病の予防に効き目があることを報告した。

 

65歳以上の高齢者約3800人を数年間、追跡調査した。その結果、赤ワインをグラスで3〜4杯飲んでいる人の場合、アルツハイマー病の発生率が、酒を全く飲まない人のわずか1/4にとどまっていることが分かった。

 

赤ワインがなぜ有効か?-ポリフェノール

 

ブドウの皮の色素成分:タンニン、アントシアニン、その他のフラボノイドなどのポリフェノール

 

ポリフェノールが培養神経細胞におけるアミロイドβ蛋白に沈着を押さえ、神経細胞への毒性を弱める

 

適度の飲酒が認知症を予防

 

毎日一杯から中等量飲む人たちは、まったくお酒を飲まない人に比べてアルツハイマー病になりにくく、高齢になってからの知的レベルの落ち方が低い。

 

血管性痴呆に対するお酒の効果:飲まない人に比べて少量から中等量飲酒者の血管性痴呆の発症率は0.29倍。(心臓病にかかりにくい。適度のお酒は血液中の善玉コレステロールといわれるHDLコレステロールを増やし、フィブリノーゲンなどの凝固物質を減らす)

 

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