河豚の毬 踏めばうつろの 響きする


                                                          祖父は俳人

僕の祖父は尾鷲町で町会議員をやっていた時期があったが、また、俳人でもあった。最近、彼の数万首の俳句を親戚が見つけたが、達筆の漢字で書いてあって、残念ながらほとんど解読できない。尾鷲の歴史書の中に祖父の俳句を一句だけ見つけた。

河豚の毬 踏めばうつろの 響きする

尾鷲市は太平洋に面した漁業を中心とした町であるが、年々、過疎になってきている。小さい頃、港の堤防で魚釣りをしていた時、期待していた魚は釣れず、河豚(フグ)がつれることが多かった。フグはおなかを最高に緊張させ膨張する。これを足で踏みつけて、おなかを破裂させるのが楽しみだった。祖父はうつろな響きと表現したが、パーンという音がして、僕は気持ちが良かった。フグがかわいそうだという感じは全くしなかった。悪童たちも喜んでやっていた。人や生物の生死をわきまえている大人が、この光景を見れば、命の無常を感ずるのであろう。

鶏の肉が食べることができなかった理由

魚を食べることには何も違和感はなかったが、小学校まで肉を食べると気持ちが悪かった。当時、畑の小屋で鶏を飼っていた。鶏の卵は食べることはできたが、生きている鶏の姿が焼き付いていて、首を切断された丸裸にされた鶏の姿を思い出すと、気持ちが悪くなって食べる気がしなかった。中学生になってからは、栄養があるとか、鶏は人間の食用のために飼育されるのだからしようがないとかで、食べなければいけない理由を自分に言い聞かせて食べるようにした。そのうちに平気で食べることができるようになった。

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