中川昭一氏の危険な「核保有論議」発言、および 「フーテンの寅さん」の不適切な引用に抗議する


中川昭一氏の危険な「核保有論議」発言、および 「フーテンの寅さん」の不適切な引用に抗議する

 

 自民党の若手タカ派である中川昭一氏が、日本だけでなく、アメリカでも、同様に「核保有論議」発言を繰り返した。日本人は原爆の悲惨さを経験している唯一の国民であり、また、非核三原則を国の基本方針としているにもかかわらず、このような発言を繰り返すことは、非常に腹立たしいことである。教育基本法の改正など、日本が右傾化していくきざしが感じられる。言論の自由があるから、問題はないと言っているが、北朝鮮の核実験があったから、それに対抗して、「核保有論議」をする必要があるというのは、稚拙すぎる。

 

 讀賣新聞だけがニュースを流したようだが、中川氏の次のような発言があった。ぼくは、寅さんシリーズ(「男はつらいよ」)が好きである。アメリカに留学していたときに、フィラデルフィアの日本人会で、寅さんの映画が毎年上映されていた。NHKで、寅さん映画の特集をやっているが、ときどき見ている。全国の寅さんファンが怒っていると思う。当然、天国の寅さんも、あきれかえっているであろう。他のマスコミが伝えていないのはどうしてだろうか?讀賣新聞が記事にした意図は何であったのだろうか?中川氏は、政治家失格ではないだろうか。

 

 引用:「フーテンの寅さんが(6か国協議に)戻っただけ」――。自民党の中川政調会長は1日の日本記者クラブで記者会見し、6か国協議への復帰を表明した北朝鮮を映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅さん」に例え、「寅さんが6か国協議から『旅に出るぞ』といなくなってしまい、ふらっと戻ってきた。帰ってきたら、カバンの中に核実験が入っていた」と語った。

 

参考資料:

資料1:(asahi.com

中川氏、米での持説で「核論議」再び 与党不快

200610290031

 自民党の中川昭一政調会長が、日本も核保有論議が必要だとする持説を米国でも要人相手に繰り返した。安倍首相が各国から疑念を招かぬよう早々と封印した日本の核保有論議だが、政権党の政策責任者が米国から改めて発信した格好だ。発言には北朝鮮の動きを牽制(けんせい)する狙いがあるが、日米安保体制の根幹にかかわる問題を当の米国で持ち出しただけに、日本政府・与党の幹部も不快感を隠さない。

 

 中川氏は一連の会談後の記者会見で、核保有論議について「ゼロからのスタート。核の傘とは何ぞやという歴史的経緯から勉強していきたい」とし、「目的は北朝鮮の暴挙を一刻も早くやめさせること。情報や歴史を整理し、総合的に判断する問題だ」とも語った。

 

 核保有論議は「日本が米国の核の傘の下にあることが基本」(政府関係者)の日米安保体制や、核不拡散条約(NPT)のあり方の再検討さえ迫るものだ。ところが中川氏は日米安保やNPT体制は「大前提」と語っており、さらには核保有論議は「自然に起きてくるはずだ」と党内で議論をリードするつもりがないことも強調している。

 

 結局、政府・与党内でも「真意が全くわからない」(公明党幹部)。首相は政府としてこの問題を議論することはないと繰り返しており、政府高官らは28日、一様に「首相の言っていることに尽きる」と語った。自民党の防衛庁長官経験者も「日本の核保有については政府内でも理論的な研究がされ、持つべきではないという結論がすでに出ている。今さら党で議論する空気はない」と断言した。

 

 外務省幹部は「発言は『米国に頼りっぱなしはおかしい』という政治的信念の表れではないか」と見る。この幹部は「米側が中川氏を将来首相になる政治家と見るなら、非常に深刻に受け止めるだろう」とも語った。

 

 中川氏自身は一連の発言に、国内での議論を喚起すると同時に北朝鮮や中国を牽制する意味を込めている。

 

 15日に中川氏が核保有論議の必要性に言及し、ブッシュ米大統領が日本の核保有に対する中国の懸念に触れ、中国の唐・国務委員が訪朝して北朝鮮の核実験をめぐる緊張状態はひとまず緩む方向に向かった。中川氏は記者会見で「結果的にそうなった」としながらも、自身の発言が中国の説得外交につながったとの見方を示した。

 

 だが、中川氏の発言と中国の動きの関連は定かではなく、政府・与党内でもこれを積極的に認める声はない。

資料2:

2006.10.18(その2)

 http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

森田実の言わねばならぬ[436

「日本核保有」という挑発的発言を行った中川昭一自民党政調会長の極右ハネ上がり。中川氏は日本の核保有「議論を」と発言

「衣の袖から鎧が見える」(日本の諺)

 日本は「非核三原則」を守りつづけなければならない――これが私の考えである。最近、自民党やマスコミ内部で日本の「核保有論」がくすぶっている。「百害あって一利なし」の危険な動きであり、注意しなければならない。
 中川昭一自民党政調会長は、1015日の民放テレビで、日本の核兵器保有について次のように発言した(東京新聞1016日朝刊3面より引用)。

 《議論は当然、あっていい。憲法でも核保有は禁止していない。核というものはあることによって、攻められる可能性は低い、あるいはない。やればやり返すという議論はある》

 《中川氏は番組終了後、記者団に対し、「非核三原則という重たいルールがあり、核兵器保有を前提に議論するのではない」と強調した上で、「日本の周りの状況を考えたとき、当然、持つべしという意見が出てきて、議論を尽くす必要はある」と語った。》

 中川昭一政調会長は、自民党内にあるタカ派の若年政治家の声を代表して発言した、といえるだろう。
 首相になる前の安倍晋三氏は、中川昭一氏と同じ考えに立って、同じことを言っていた。首相になってからは、「非核三原則を守る」と言っているが、本心まで変わったかどうかは不明である。
 中川昭一政調会長発言は、自民党のタカ派が「日本の核保有」に向かって歩み始めたことを意味する。きわめて危険である。
 われわれ国民は平和の声を上げなければならない。さらに声を大きくして

資料3:

「寅さんが戻っただけ」北の6か国協議復帰で中川氏

北朝鮮の核実験

 「フーテンの寅さんが(6か国協議に)戻っただけ」――。自民党の中川政調会長は1日の日本記者クラブで記者会見し、6か国協議への復帰を表明した北朝鮮を映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅さん」に例え、「寅さんが6か国協議から『旅に出るぞ』といなくなってしまい、ふらっと戻ってきた。帰ってきたら、カバンの中に核実験が入っていた」と語った。

 

 その上で「これで物事が前進したと判断するのは早い」と指摘し、北朝鮮の「核廃棄」が実現するかどうかを注視すべきだとの考えを示した。

 

 また、中川氏は菅総務相がNHKに対し、拉致問題を短波ラジオ国際放送で取り上げるように命じる方針を表明したことについて「私は(命令は)必要だと思う。まさしくこれは国民危険情報だ」と述べた。

 

20061112344  読売新聞)

http://www.katsushika-kanko.com/1_tora/toraindex1.html (寅さん記念館)

 

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