Dream Scanについて

                            Dream Scanについての論文

以前から、夢については興味を持っていた。かなり以前に日本神経学会総会で北浜邦夫先生の教育講演を拝聴したことがあった。有名な画家(ポール・デルヴォー(Paul Delvaux))による裸像の提示があり、驚いた。
http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=209
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&…ei=UTF-8&p=Paul+Delvaux
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/exhibition.htm#yanagisawa

また、「パプリカ」という小説があり、患者の夢を分析できる装置に関する話だった。このような装置ができれば、ノーベル賞をもらえるであろうと思っていた。パプリカの表紙がポール・デルヴォーの作品であった。最近、日本各地で彼の展覧会が開催されている。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122028329?ie=UTF8&tag=eitinokinshot-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4122028329#_

パプリカ (中公文庫) :筒井 康隆
(内容紹介
精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者/サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する! –このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
精神医学研究所に勤める千葉敦子のもうひとつの顔は「夢探偵」パプリカ。患者の夢を共時体験し、その無意識へ感情移入することで治療をおこなうというものだ。巨漢の天才・時田浩作と共同で画期的サイコセラピー機器「DCミニ」を開発するが、ノーベル賞候補と目されたことで研究所内には深刻な確執が生じた。嫉妬に狂う乾副理事長の陰謀はとどまるところをしらず、やがてDCミニをめぐって壮絶な戦いが始まる!現実と夢が交錯する重層的空間を構築して、人間心理の深奥に迫る禁断の長篇小説。)

今年の4月にScienceに日本人が論文を発表したが、NHK教育テレビの英語番組でこの
発見を知ることになった。
https://cgi2.nhk.or.jp/e-news/news/index.cgi?ymd=20130418

夢を見た物体カテゴリーしかわからないが、今後、どのように発展するかが興味深い。

インターネットでこの論文の解説を検索していたところ、著者が日本語で解説しているHPを見つけた。一流科学誌に発表した日本人の論文が無料で閲覧できる。
http://first.lifesciencedb.jp/archives/6930
睡眠中の脳活動パターンからの夢の内容の解読
2013年4月24日 堀川友慈・神谷之康
要 約
夢は外界からの刺激とは関係なく生じる主観的な現象で,見た本人にしかその内容がわからない,すぐに忘れてしまうなどの理由から,客観的な解析の困難な対象である.この研究では,睡眠中の脳の活動を計測することにより得られた脳活動パターンを解析することで,夢の内容を解読し客観的に評価する手法を開発することに成功した.実験では,機能的MRIを用いて睡眠中の脳の活動を計測し,被験者を覚醒させ直前に見ていた夢の内容を言葉で報告させる,という手続きをくり返した.実際に画像を見ているときの脳の活動を使い,脳活動パターンから見ている物体を予測するパターン認識アルゴリズムを構築し,睡眠中の脳の活動を解析することにより,夢の報告に現われた物体を高い精度で予測することに成功した.この結果は,夢を見ているときにも画像を見ているときと共通する脳活動パターンが生じていることを示した.この方法は夢の解読だけでなく,自発的に生じる脳の活動の機能の解明や,幻覚などの精神疾患の診断にも貢献することが期待される.

名古屋大学の祖父江教授のNature Medicineの論文2編も掲載されていた。球脊髄性筋萎縮症の関する基礎実験である。興味ある方はご覧ください。
http://first.lifesciencedb.jp/archives/5885#more-5885
ナラトリプタンはCGRP1の発現抑制を介し球脊髄性筋萎縮症を抑止する
2012年10月19日 南山 誠・勝野雅央・祖父江 元
http://first.lifesciencedb.jp/archives/5060#more-5060
ウイルスによるmiR-196aの遺伝子導入はCELF2の発現抑制を介し球脊髄性筋萎縮症の表現型を改善する
2012年6月19日宮崎 雄・祖父江 元

marugametorao について

神経内科専門医 neurologist
カテゴリー: ニュースと政治, 神経学, 読書, 医学, 挑戦 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中