ドクターG:顔面腫脹と発赤

ドクターG:顔面腫脹と発赤

2014年7月1日山中克郎教授による教育症例カンファレンス

「3日前から顔面腫脹と発赤がある53歳男性」

患者:53歳 男性

現病歴:

1か月前より手に皮疹

12日前いなりずし 3時間後にのどのはれ

10日前より顔面が赤い 目が腫れる

6日前より体感の上肢を中心に皮疹

3日前から微熱、顔の腫脹がひどくなった 喉がはれて食事が食べにくくなった

既往歴:;関節リウマチ 三叉神経痛 2か月前(ロキソニン テグレトール)

3日前 ポララミン サジデンなど サプリメント内服なし

所見

37.4度  139/98 107/分

顔面発赤, 腫脹 小膿疱 落屑 口唇腫脹 口腔内粘膜びらん

皮膚;体幹暗赤色の丘疹 手足の指色素沈着

検査

WBC 16,700好酸球18% AST 527  ALT 952 CRP 5.7 Plt 13.7万

Problem List

# 顔面腫脹 発赤

# 結膜、口唇のびらん

# 全身の丘疹

# 肝機能異常

パンダサイン:目の周囲は正常

鑑別診断:

Stevens –Johnson症候群

TEN

成人型Still病

SLE

中毒性表皮壊死症

薬疹

DIHS

検査:

皮膚生検;炎症所見あり

診断:

薬剤性過敏症候群 DIHS

原因薬剤投与から発症まで数週~数か月

原因薬剤を中止しても数週間~数か月は症状が遷延する

HHV-6の再活性化があり

原因薬剤:CBZ フェニトイン フェノバール アロプリノール ミノサイクリン

www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0706001.pdf

症状

発熱 多型紅斑→紅皮症、肝・腎障害

参考:

EBV cytomegalovirus  herpesvirus 伝染性単核症

EBV 喉の痛み

Cytomegalovirus 4~6週の発熱、肝障害 30~40歳

参考:

薬剤性発熱

3原則

比較的元気

比較的徐脈

比較的CRP低値

薬剤性発熱を起こしやすい薬物

抗生剤:セフェム系

抗けいれん薬

抗不整脈薬

不明熱:サプリメントの場合もあり。中止する。

治療

ステロイドパルス有効

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marugametorao について

神経内科専門医 neurologist
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