福島での子供の甲状腺癌の多発について;報道ステーション


報道ステーション:福島での子供の甲状腺癌の多発について

http://www.jaero.or.jp/data/02topic/fukushima/interview/tokonami_t.html

福島県浪江町民の甲状腺被ばくを追って 弘前大学被ばく医療総合研究所教授

床次 眞司 氏(とこなみ・しんじ)

報道ステーションの報道では、床次教授が被曝初期のデータを測定しようとしたら福島県から不安を煽るから中止してくれとの要請があった。放射性ヨード131の半減期は8日なので、1か月後に検索したデータではかなり低い値であった。床次教授のデータのみしかないということを知り、驚きとともに憤りを感じた。福島医大の専門家は科学者として初期のデータが大事なことはわかっていたはずだが。巨大地震のため、装置の故障、人手不足、問題意識の欠如、または福島県からの圧力(不安を煽る)などが考えられるが、どのような理由で検査が早期になされなかったのであろうか?チェルノブイリのデータは暴露後4年後までは触診で甲状腺の異常を検索していたものであり、その後は超音波のデータであった。触診での甲状腺異常の発見(腫瘤)はかなり困難であり、エコー検査後から甲状腺癌が増加したことは当然の結果である。福島では原発事故前に生まれた小児に甲状腺癌が多発していることは放射線暴露の影響と考えるのが妥当と思われる。しかし、科学的に確かにするためには、放射能汚染がない地域での小児のエコー検査による甲状腺癌の有病率を調査する必要がある。または、福島県で放射性ヨードが消失した時期以降に生まれた小児での甲状腺癌の発症率をcontrolとすればよいであろう。

http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/03.html

放射線被曝と甲状腺がんの関係は?

http://togetter.com/li/640897 (報道ステーション:甲状腺癌)

報道ステーション:

床次「調査しようと、、」福島県からストップ「不安を煽る、と。人についてはやめてくれ、と。」

http://www.irem.hirosaki-u.ac.jp/images/pdf-130903_2.pdf

(河北新報の記事:一読の価値あり)

http://www.nature.com/srep/2012/120712/srep00507/full/srep00507.html

Thyroid doses for evacuees from the Fukushima nuclear accident

(検査症例が62名と少数すぎる。症例が少なかったのは福島県が調査を途中で中止させたためではないだろうか。また、被曝後、1か月後のデータである。)

study2007 2014-03-11 22:47:27

報道ステーション 床次「本来やらないといけない。判ってるはず。けど誰も何も言わない。静か。おかしいな、という雰囲気」 県「止めたという話はないという風に聞いた、というか、その、、」日野「情報の管理、公開度が低いとかそういうレベルじゃない。独占。無いという結論ありき」

http://onodekita.sblo.jp/article/63284467.html

福島の甲状腺ガン増加をチェルノブイリと全く同じ文言で否定する日本人医師たち

https://marugametorao.wordpress.com/2013/08/20/893/

福島の子ども:甲状腺がん多発

http://onodekita.sblo.jp/article/68951737.html

院長の独り言

http://ebm-jp.com/2013/10/news-454-2013-6-p01/

甲状腺がん多発(27例)を受けて(NEWS No.454 p01)

http://ebm-jp.com/2013/11/news-455-2013-7-p01/

福島の小児甲状腺がん多発を「スクリーニング効果」とすることへの反証(NEWS No.455 p01)

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